ロマンスのある毎日

アラフィフからノマドを目指す保護猫2匹とママンのシンプルライフ

make it happen 声を出して

 

 

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声には力がある、宿ると言うけれど

 

それは、

 

声を出す、発声することで音が生まれる。

音は振動となって相手に伝わる。

 

その振動が相手にとって心地よいものになるのか、

または気分を害するものになるのかは

 

振動+その人の思い=霊が宿ることで変わる。

 

私は昔から喉が弱くて、すぐ扁桃腺を腫らして熱を出してた。

今思えば、言いたいことが言えなかったのかも。

 

父が咽頭癌で声帯を失い、筆談でやりとりしていた頃、

私は会社で人間関係で悩んでたことを、ふと話してしまったら

 

「声が出るなら話しなさい」

 

とホワイトボードに書いてくれた。

声を失ったからこそ、声の大切さがわかる深い言葉。

 

これが父から私への遺言に。

本当に翌朝、天国へ旅立ってしまったの。

 

それからは自分が発言できるチャンスがある時は、言ってきた。

頭悪いし不器用だから直球しか投げられなくて、摩擦を産むこと数知れず。

 

時には貝にならざるを得ないこともあった。

 

自分の意見を言うのが怖くなって、周りを伺うことが多くなった。

本音を言えるのは、片手いるかいないかの、ごくわずかな友人だけ。

 

その後、秘書検定の実技試験で緊張のあまり、声が出にくくなって呂律も回らなかったことがあってから、大人数の前で話すのも苦手になった。

 

そこから10年以上経ち、ひょんなことからアロマセラピストになり、サロンで導入している手技、エフェクティブタッチ®️の上級インストラクターになって生徒さんに教える立場になった時、秘書検定の時のことを思い出してブルーになり、こんな声で説得力出るのかな〜と心配に。

 

フジテレビアナウンサーに発声を教えたという方のセミナーに参加して勉強したこともあった。

 

私が言い放った言葉(音霊)が、鋭い刃となって相手の急所を突くこともあれば

逆にそれがきっかけとなって、物事が好転動することもあるのは事実。

 

さと子は言い方がキツイよね。

ハッキリ言ってくれるからわかりやすい。

潔くていいよね。

 

一体どんな声を出せばいいの。

声、そして声を出すことにはずっと悩まされてきた。

 

けれど・・

数年前、占い師さんから「(仕事で)声を使うとかどうですか?」

タイムウェーバーでも「「声」って出てるよ」

ヒーリングをしている友人から「さと子さん、声を使ってみたらどうかな」

 

 

私の声で何をするの?

何を話せというの?

 

 

こんな声が誰かのお役に立てるの?

私は自分の声が嫌いなのに。

 

わからない。

 

悩みにどっぷり浸かっている時に、家庭内で問題勃発。

堰を切ったかのように私が喋り出した。

 

今まで話せなかったのが嘘みたいに。

 

それは、相手の急所を突く言葉だった。

これで人生が好転するのならと、覚悟を決めた。

 

make it happen

 

何かを動かすなら声を出すの。

勇気を持って。

 

今の私が在るのは、親族をはじめ、今まで、 ほんのひと時でも関わって下さった(下さっている)皆さんのおかげです。 ありがとうございます。