玄米神話の思い込みが外れた時
ここ10年近く、ずっと玄米100%のご飯を食べてきた。
それは、一人暮らししている時に、低糖質で白米より栄養があるからだった。
玄米は完全栄養食
白米よりも、ビタミン・ミネラル・食物繊維を豊富に含んでおり、人間が健康を保つために必要とされる栄養素をほとんど摂取できる。
豊富なビタミンB群
玄米の胚芽や糠(ぬか)には、すぐれた栄養素が多く、白米と比べて特にビタミンB群(B1、B2,B6,ニコチン酸、パテントン酸、イノシトール、コリン、葉酸等)が含まれていいる。
ビタミンB群は、エネルギーをつくり出す代謝を助ける働きがあるため、人間の身体には必要不可欠な栄養素。
腸内環境の改善
玄米の糠層には食物繊維も豊富に含まれている。 腸内環境を改善し、腸からの脂肪の吸収を抑制する働きがあるので、身体の内側から整えてくれることができる。
ダイエットにも良い
玄米は食物繊維が豊富なため、無意識によく噛むようになる。ということは、 唾液の分泌が促進されたり、満腹中枢が刺激されるため、自然と食事量が抑えられ、食べ過ぎ防止に繋がる。また、玄米のすぐれた栄養素を吸収するためにも、よく噛むことは大切。
だから結婚してからも玄米100%。
主人は「納豆がうまくからまない」って言ってたけれど、玄米信者になってた私は、主人の健康も考えて、栄養豊富だから変えなかった。
それが先日、
「玄米に含まれるフィチン酸は、鉄分の吸収を妨げる」という記事を読み、愕然。
私はずっと鉄分欠乏性の貧血。
どんなに栄養が取れても、
貧血が改善されなければ意味がないじゃない?
だからって白米は、もっちりしていて、食べてもお腹が重くなるし、糖質も高い。
どうすれば・・・と思ってた時に、たまたま友人が開いていたSpacesでマクロビに詳しい方が参加されていて、アドバイスをくれました。
玄米は鉄分の吸収を阻害するし、消化するのに胃が疲労する。
だから、お肉とご飯なんて食べた日には、
そうとう胃が消化にエネルギーを使って疲労してしまう。
玄米100%にするとキツイので、ブレンドしてはどうか。
最近の白米はもっちり系が多いけれど、北海道のお米
ななつぼし | 品種|北海道のお米が食べやすいでしょう。
なるほど!
私は、鉄分欠乏性貧血であると同時に、内臓が疲労するタイプ。
今までのご飯は完全に自殺行為じゃないか。
急いでスーパーへ。
ななつぼし+十穀米+ハト麦を追加。
食べてみたら、軽くてさっぱりして食べやすい。美味しい。
さっぱりしたご飯があるなんて知らなかった。
お箸が進んで、2合炊いたのを全部食べてしまい・・・
だけど、胃がもたれない。
これは逆に、ある意味危険(運動しないと太るってこと)。
翌朝、太ってるだろうな~と思って体重計に乗ったら、逆に痩せてた。
玄米100%の時よりも体重が減っていた。
玄米がイイ!と信じ込んでいたあれはなんだったのか・・・。
思い込みって恐ろしい。
ということで当面、この自家製ブレンド米で生活します。
貧血について
https://www.tokyo-kokuhoren.or.jp/general/health_promotion/pdf/guid_anemia.pdf